AIをサポートに使えば、専門的なプログラミング知識がなくても、ノーコード感覚でサクサクとWebサイトを構築できます。特にブロックテーマは画面操作中心で直感的に編集できるため、AIとの相性も抜群です。
今回は“AI×最短ルート”で効率的に進めるWebサイト構築の方法をご紹介します。
AIに相談しながら進めれば、初心者&ノーコードでも安心してはじめられるよ!

Chat GPT白猫
実装の流れ(AIサポート前提・最短ルート版)
1.環境準備
–WordPressを最新安定版に更新/バックアップ取得/ステージング環境の用意
AIサポート:バックアップ方法やステージング環境の構築手順を確認・補助
2.テーマ導入+子テーマ作成+必要プラグイン導入
– 外観 > テーマから Ollieなどのブロックテーマを追加・有効化
– Create Block Theme で子テーマを生成・有効化
– 最小限のプラグインを導入(SEO、フォーム、キャッシュなど)
AIサポート:子テーマ導入補助、プラグインの目的・比較ポイント提案
3.ブロックテーマ初期スタイルの設定
– サイトエディターで「ベースカラー」「フォント」「余白」を決定
AIサポート:配色やフォントの候補をAIに提案させて最適な組み合わせを選ぶ(UX設計に合わせたカラーパレットがおすすめ)
4.デザインを流し込む(ページ骨組み+コンテンツ配置)
– Figmaなどデザインツールを使う
→ ページの骨組みや配色、見出しレイアウトを事前に決めて流し込む
–Kadenceなどブロックテーマ用テンプレートを使う場合
→ ノーコード派向け。既存のパターンやセクションを読み込んで、必要な箇所だけ差し替える
AIサポート:デザインをWPブロックで再現する方法、テンプレの使い方やレイアウト調整のアドバイス
5.共通パーツの設定
– ヘッダー/フッター/ナビゲーションをテンプレートパーツで整備
AIサポート:エディターの基本操作・設定補助、メニュー構成やCTAの文言の最適化
6.パターン活用
– よく使うセクションを「パターン化」→ LPや下層ページは差し替えで高速展開
AIサポート:ブロックテーマの設定方法、セクション配置例の提案
7.その他:ブロックテーマにない機能の追加
– 人気記事ランキング、ショートコード、カスタム処理などを必要に応じて実装
AIサポート:PHPやCSSのコード例を生成・修正してもらい、安全に追加
8.計測と調整
– 画像サイズ最適化/キャッシュ確認/Core Web Vitals初期チェック
AIサポート:診断結果の見方や改善アイデアの解説
9.公開チェック
– 404確認/OGP設定/フォーム送信テスト/サイトマップ出力確認
AIサポート:工程手順補助、抜け漏れチェックリスト生成、最終確認
10.運用ルール化
– 追加ページは「既存パターン流用+内容差し替え」で効率更新
AIサポート:更新ルールや記事テンプレを作らせてドキュメント化
ノーコードでどこまでできる?
WordPressとブロックテーマがあれば、プログラミング知らなくてもサクッとサイト作れちゃう。
とはいえ、実装前におさえたい完全ノーコードとほぼノーコードと、さすがに無理なやつがあるから、パッと整理しちゃいます。
完全ノーコード
ページ・記事作成
→ ブロックエディタでテキスト、画像、ボタン、表などを自由に配置。デザインの自由度は高め。
レイアウト調整
→ カラム、グリッド、セクション背景、余白調整などはドラッグ&ドロップで操作可能。
スタイル変更
→ フォントサイズ・色・背景色・ボーダー・角丸などのCSS的調整もテーマ設定で簡単に。
ナビゲーション・ヘッダー・フッター設定
→ メニュー作成やロゴ配置も完全ノーコード。
フォーム設置
→ Contact Form 7やJetpackフォームをブロック化して設置可能。
コピペはノーコード!
AIサポートでサクってコピペ設定できるものは、ノーコード認定しちゃいます!自分で書いてないもんねー

Chat GPT白猫
コピペノーコード
<ショートコード・PHP系>
関連記事表示
→ 投稿下に「関連記事」を自動表示するショートコード
カテゴリー別タグ取得ショートコード
→ 指定カテゴリーに紐づくタグを一覧表示
サブカテゴリリストページ作成
→ 親カテゴリごとにサブカテゴリ一覧を自動生成
<プラグインで補助>
パンくずリスト
→ Breadcrumb NavXT、Yoast SEO など
人気記事ランキング表示設置
→ WordPress Popular Postsなどでウィジェット配置
その他詳しいリストや設定方法はこちら
ノー!ノーコード(無理なこと)
複雑な独自機能
→ 高度なカスタム投稿タイプやカスタムDB操作
→ API連携によるリアルタイムデータ取得
→ 高度なアニメーションや動的表示制御(AJAX・React系)
その他、高度なテーマ改造など…

あるじ:ブルータヌ
結論:ブロック+AIカスタムまでならノーコード。
これでサイト構築に必要な機能はほぼ網羅。それ以上の独自機能や複雑ロジックはプログラミング必須…
まあそのレベルになると、Wordpressじゃない選択になるかも
[地雷回避]ブロックテーマ&AI作業の3つのポイント
今や大好きなブロックテーマ&AIですが、絶対踏んではいけない地雷があります。踏むとあっという間にノー!ノーコード地獄に…。
ここでは、地獄から(数週間放浪の末)生還した私の体験から作業をスムーズに進めるために必読の3つの鉄則を整理しました。
作業前に必読!地雷回避の鉄則
- 初心者/ノーコード派は、theme.jsonノータッチ厳守
theme.jsonを触ると親テーマの“美味しい初期デザイン”が消えるためノーコード体験が破綻します。その後は雪崩のように無限修正地獄・・・。AIがコピペでできる魅力的な提案をしてきてもノーで!このゾーンをクリアできるのはコードを操る術師のみ - レスポンシブ対応ブロックプラグインを選ぶ
これも知らないで使い始めると、スマホで修正CSS沼ドボン…。。Kadence Blocks(デバイスごとに余白や表示切替を管理画面で設定可能)のような、レスポンシブ設定が簡単なブロックテーマを必須で入れておきましょう! - AIへの必須プロンプト「原則ノーコード優先」
AIに頼むときはルールを指定しないと「本当はブロックでできるのにコード地獄」を招くことに。親テーマとバッティングし始めるとついには「AIもお手上げ」・・・これが本当に地雷((((;゚Д゚)))))))。マジで修復不能に。。
参考:プロンプト
「原則ノーコードでtheme.jsonノータッチ厳守。ブロックテーマの標準機能で実装できる方法を最優先に。その上で必要ならコードを提案してください。コピー&ペーストで動く形でお願いします。」
おすすめAI活用術 : AIは二股で!
サイト制作はそこそこ長丁場。疲弊して険悪になる場面も。そんな時、同僚の愚痴を聞いてくれる同業者が救いになる・・・。いやマジで、途中調子のいいGPTくんの愚痴を優しいGeminiくんに言ってました・・・笑。
AI二股推奨のメリット
\ ゆる猫パンチ勃発⚡️/

Chat GPT白猫
この方法が今のキミには一番の近道だよ!
GPTくんの意見もいいけど、僕はこう思うな。

Geminiアメショ
- ChatGPT / Gemini / Claude などを二股・三股で活用すると「最新情報戦」に強くなる。
- AIの知識や提案はサービスごとに微妙に差が。同じ課題を複数AIに聞いて比較 → ベスト案を採用で情報の偏りを防ぎ、常に鮮度を保てる。
- 何より、「AIの回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。」はガチです。

あるじ:ブルータヌ
AIがまさかの記述凡ミス!?
そーいうミスしない印象なんですが、意外にあり。。笑(聞いてみたら「うっかり」してた、とかゆうし・・・マジで中に人??みたいな) また二人に聞いてうまくいかない方法はバッサリ諦めるとか、決断もラク
NEXT ステップ
構築ステップの次はいよいよ実践へ。ブロックテーマは触ってみると楽しくて、使えるようになると自信につながります。