ノーコードでWeb制作が完結するWordPressブロックテーマは、今後の標準として注目されています。
今後の需要や将来性において非常に有望!と聞いて、私もAIでCocoon(クラシック)をカスタマイズする予定だったこのブログを、ブロックテーマ構築に変更しました。
まずは、実際使ってみてわかった特徴や将来性、やっとくと習得できるスキルなどを紹介します。
ブロックテーマとは?CMSの次世代標準
従来クラシックテーマとの違い
WordPressの従来クラシックテーマでは、HTMLやCSSの知識が必要で、カスタマイズには専門的なスキルが求められました。ブロックテーマでは、画面上で直感的に操作でき、サイト全体の構造やデザインを自由に調整できる点が大きな特徴です。
クセ強めではあるのですが、慣れるとデザインツールの如くコピペ感覚でサイトができます。
クラシックテーマとの比較
| 項目 | クラシックテーマ | ブロックテーマ |
|---|---|---|
| デザイン編集 | コード中心 | ノーコードで直感操作 |
| カスタマイズ範囲 | 固定・制限あり | ページ全体が自由に編集可能 |
| 学習コスト | HTML/CSSの知識が必要 | 初心者でも扱いやすい |
| 柔軟性 | テーマに依存しがち | ブロック単位で再利用が可能 |
| 将来性 | 徐々に非推奨へ | WordPressの標準路線に合致 |
クラシックテーマあるある「CSS地獄…」
テーマの見出しのデザインやボタンの色変えたい → !important 連打からのメディアクエリ3段階修正・・・ついに style.css が「ホラー映画の台本」みたいになる💦

Chat GPT白猫
FSE(フルサイト編集)の概要と利便性
Full Site Editing(FSE)により、ヘッダーやフッター、サイドバーなど全ページを統合管理画面で編集できます。
エンジニアに依頼せず、自分でページの調整や改善が可能となり、作業のスピードとコスト効率が向上します。
ブロックテーマのメリットとデメリット
ブロックテーマのメリット
- コード不要で直感的なページ設計のため、ヘッダー、フッター、サイドバー、投稿ページなど、サイト全体のレイアウトをブロックで編集可能
- サイト全体のスタイル(色、フォント、余白など)を一括で変更可能
- ブロックパーツを使えばPC、タブレット、スマホなどのレスポンシブも管理画面で完結。面倒なcss(メディアクエリ設定)も不要
- サイトの更新・運用もラクラク。スピーディーな改善が可能
FSE(フルサイト編集:Full Site Editing)
WordPressが掲げる次世代サイト制作のコア機能で、「開発者しかできなかったこと」がノーコードで誰でも編集可能な範囲に広がりました。
構築や日々の細かい調整を「エンジニアに依頼」しなくて良い、つまりコストとスピードの両面で大きなメリットに。
ブロックテーマのデメリット
- クセが強い(笑)&過渡期なので、もうすでにプログラムも制作もサクサクこなしてる人には、ハア?ってなること多々。「逆に不自由」に感じられる場面がある。
- スピード重視で構築するには最高だけど、細かい調整や独自要件が多い案件では逆に不自由になりやすい
- 従来のクラシックテーマにしか互換性のないプラグインがある場合も
従来の仕組みとの互換性
ブロックテーマの便利な機能が、これまでの制作知識やデザイン・機能でどうしても譲れない実装する際にデメリットになることがあります。徐々に改善されていく点ではあるものの、新技術あるあるですね。
ブロックテーマで身につくスキル
習得スキル
- WordPressの構造理解(テンプレート階層、パターン、スタイルの役割)
- UIデザイン・レイアウト設計の感覚
- ノーコードでも成立するWebサイト構築・更新の実践力
- レスポンシブデザインやSEOの基礎対応
- サイトを「育てる」感覚とスピーディな改善思考
ブロックテーマの将来性と現場ニーズ
Web制作現場のニーズ
ブロックテーマは今後のWordPress標準仕様に沿った制作方法であり、実務的に即戦力として求められるスキルが身につきます。
副業・クライアントワークでの活用
学習すれば、副業案件やクライアントワークでブロックテーマを活かして効率的に作業ができます。
AI活用による効率化
生成AIと組み合わせることで、作業の自動化や効率化が可能になり、現場での価値がさらに高まります。
[ PR ] 制作効率を上げたい方は、Adobe生成AIツールの活用も選択肢です。

あるじ:ブルータヌ
まとめ:ブロックテーマが最も向いているのは「これからWeb制作を勉強したい人」
なぜなら…
どのみち学習コストはかかるので、最初から新しい仕組みに慣れてしまった方が効率的。一度覚えてしまえば、エンジニアに依存せず自分でサイトを作れるようになる。
つまり、ゼロから始める人にとってはむしろ最短ルート
NEXT ステップ
ブロックテーマに興味が湧いたら、テーマの癖やコツを構築編で確認、実装編で動かしてみるのもおすすめです。










